代表的な医療設備
マルチスライスCT.
CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。
体内の様々な病巣を発見することができますが、特に心臓、大血管、気管支、肺などの胸部、肝臓、膵臓、腎臓などの腹部の病変に関して優れています。
検査時間は約5分〜15分です。
検査中は仰向けに寝ているだけで、痛みなどはありません。
64列スライスCT装置
エックス線検出の最適化や逐次近似再構成法の導入など最新の技術搭載により低線量の撮影でも画質への影響を抑え、従来装置と比較し、最大で30~50%の大幅な被ばく低減が可能となります。
低侵襲な検査を実現しながら安定した画像を取得することができます。
また金属による画像劣化を最小限に抑える金属アーチファクト(偽像)低減ソフト:iMARを搭載し、手術などで体内に金属がある患者様でも鮮明な画像を撮影することが可能です。
短時間の息止めで頭部から胸腹骨盤部、上下肢など様々な部位の検査が可能です。
ドイツ・シーメンス社製 64列マルチスライスCT装置(SOMATOM Perspective)
128列スライスCT装置
本装置では、全身の各臓器の情報をより短時間で高精細に撮影することが可能となり、更に SAFIRE(被ばく低減ソフト)の導入により 最大60%の被ばく低減が可能となります。
また、高精細に撮影を行なっていますので、常に人体内部をあらゆる方向から3次元的に画像評価できるようになります。
心臓領域においても、血管を写す薬(造影剤)を注射して数秒の息止めで検査が可能となり、狭心症や心筋梗塞の原因となる心臓の冠動脈の狭窄や閉塞を明瞭な三次元画像として抽出することが可能となります。
ドイツ・シーメンス社製 128スライスCT装置(SOMATOM Definition AS)
磁気共鳴画像装置MRI
MRI検査(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)は、強力な磁でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を縦、横、斜め、あらゆる方向から撮影する検査です。
様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊髄、四肢、子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れています。
検査時間は約15分〜40分で、検査中は大きな音がしますが、痛みはなく、放射線は使用しないため、被曝の心配もありません。
ドイツ・シーメンス社製 MAGNETOM Symphony 1.5T MRI
X線テレビ
DR(デジタルラジオグラフィ)装置とは、X線テレビ装置にデジタル画像処理コンピューターを組み合わせた装置です。
上部、下部消化管造影検査、胆嚢、膵臓などの消化器系検査、さらに整形外科、泌尿器科領域、血管造影検査など多目的な検査に対応し高画質な画像を即時に提供することができます。
日立製 medites FIT DR-X線TV装置
マンモグラフィ
マンモグラフィ検査とは、乳房専用の撮影装置を使用して行うX線検査です。
撮影時、アクリル板で乳房を押さるため、若干の痛みがありますが、乳癌の早期発見にとても有効な検査です。
当院では、日本医学放射線学会の使用基準を満たした最新鋭の乳房撮影装置(ドイツ・シーメンス社製 MAMMOMAT Revelation)で撮影を行い、マンモグラフィ精度管理中央委員会の認定医師による二重読影を行っております。
ドイツ・シーメンス社製 MAMMOMAT Revelation
その他医療機器
- 7180生化学自動分析装置(日立ハイテクフィールデング社製)
- ストレステストシステム ML-6500(フクダ電子社製)
- 心電図検査装置
- 各種電子内視鏡
人工呼吸器 除細動器
- ベンチレータ840 2台(コヴィディエンジャパン社製)
- サーボベンチレーター 1台(フクダ電子社製)
- ハートスタートXL 2台(フィリップ社製)