栄養科について
こんにちは。
栄養科は文字通り栄養を診る部署です。病気になった時ほど栄養(食事)が大切だと感じますよね。栄養状態が悪ければ病気の治りも遅くなってしまいます。栄養科に所属する管理栄養士は病院の中で毎日どんな仕事をしているのでしょうか?
ご紹介します。
1.栄養管理
入院した方の栄養管理をします。栄養スクリーニング、栄養評価、栄養管理計画の作成、実施をします。栄養補給法の一つである経管栄養のプランニングも行います。病棟でのカンファレンスに参加して食事内容や食事形態の提案をします。月1回の褥瘡ラウンドに同行し食事での栄養補給の提案等も行います。病棟での活動は他の部署のスタッフとの連携が重要なので、情報共有のためコミュニケーションをとるようにしています。チーム活動としてはNST(栄養サポートチーム)があります。
2.栄養指導
外来、入院で主治医の指示のもと栄養指導を実施します。外来では生活習慣病の栄養指導がほとんどです。また当院では外来透析を行なっていますので毎月透析のベッドサイドへ行き栄養指導を行っています。入院の栄養指導は消化器外科疾患、生活習慣病、嚥下障害、がん等と多岐にわたる疾患があります。入院中に実施した栄養指導はできるだけ外来でも継続できるようにしています。
3.食事の提供
入院患者様への食事の提供をします。月に1回の行事食、一般食(常食・全粥食)について週3回の選択食を実施し飽きの来ない病院食を目指しています。食事の形態も様々対応し嚥下訓練食も提供しています。
また、入院した方へのアレルギーの確認を行い安全な食事の提供をします。
4.その他
院内の各種会議や委員会活動(褥瘡、嚥下、感染対策等)に参加し栄養面からのサポートをしています。